関西大学校友会 堺支部
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行事報告


【逍遥の会】 2002年3月23日

<金剛山クリーン作戦に参加して> −金剛山・清掃登山−

3月23日土曜日。左、なだらかな稜線を描く大和葛城山、そして奈良側(御所方面)へのルート水越峠に続いてひときわ雄大で、且つ、容姿端麗な姿の金剛山の雄姿を眺めながら一路、集合場所(金剛山登山口しいたけセンター)へマイカーを走らせる。

定刻の9時少し前にしいたけセンタ−に到着する。我がメンバー鈴木信一氏の顔を見かけ少々安堵する。
強風と時折ぱらつく粉雪、その寒さを避けて、茶店に入りコーヒーを飲みながらあれこれ雑談していると、ちらほらメンバーが集まってきた。堺市役所金剛山デモシカ会との合同企画であり、総勢10名となる。リーダーから各自火ばさみとビニール袋を受け取りスタートした。しばらく登って行くと水飲み場に着く。清水で喉を潤してさあ出発だ。

お互いに自己紹介のないままに、登山道の清掃という共通の目的を持った二つのグループ(堺市市役所デモシカ会、関西大学校友会堺支部)のメンバーは誰からともなく、うち解けてとりとめのない話を交わしながら作業を進めていく。
行き交う登山者、追い越していく登山者から「ご苦労さん」と声を掛けられると、感謝されてるんだなあと思うと少々照れくさいが気分は最高である。仲間内の陰の声では、“日曜日に比べて登山者が少ないから思ったほどの収穫(ゴミの量)がない…?”と呟きながら山頂へ歩を進める。やっと山頂に到着する。屋外の温度計は0度を指していた。配られた山小屋の缶コーヒーで喉を潤し、ホッと一息つく。

石の階段上の伝法輪寺の本殿で、今日の清掃登山が無事達成出来た旨の報告と、そのお礼を兼ねて拙い〈般若心経〉を唱え、参加したメンバーと共に下山の途に着いた。清々しく心洗われる思いで冷たい山の空気を頬に受け、緑の山路を駆け下りた。

福江 喜正

<3合目>
3合目

<5合目>
5合目

<山頂にて>
山頂にて

<市役所デモシカ会メンバーと>
市役所デモシカ会メンバーと

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