六甲山の麓、大阪湾を臨む阪神間の温暖な地に位置し、風光明媚で文化度の高い小さな町で、関大校友会芦屋支部が結成されたのは昭和16年2月のことでした。
第二次大戦の混乱期を除いて活動は活発で、昭和30年ごろには年2回総会を行うほどでしたが、やがて活動は低迷。
その突破口となったのが平成3年、約90名の校友が集った総会でした。
その2年後の阪神淡路大震災で市内の建物の90%以上が何らかの被害を受け、支部はまたしても冬眠状態に。
ようやく復興の兆しの見えた平成9年、宇津呂雄章前支部長と、昭和28年ごろから支部活動に関わってこられた芦屋の生き字引前田秀雄幹事長が中心となって支部再建に務め、見事に復活。
平成13年には60周年記念総会を盛大に祝い、現在は中尾優司支部長の下、活発な活動は他支部からも注目されています。
現在、芦屋市在住の校友は1150名前後で推移しています。
市の総人口約10万人の1%が校友なのです!
少しでも多くの校友に参加していただこうと、数年前に若い校友を中心に「KU50's」という下部組織をつくり、支部の活性化を図っています。
市内及び阪神間の文化施設見学、食事会、バーベキュー、自然散策、市主催の芦屋さくらまつりに出店など、様々な活動を通じて先輩・後輩の垣根を乗り越えた会員相互の交流の推進役を担っています。
会費はなし、必要経費を参加者で分担、不足分は先輩からのカンパでまかなうという自由参加形式。また、昨秋からはKUセミナーをスタート。
校友自身が講師となり、現代のトレンドや事象をみんなで学んでいます。セミナー後の懇親会も楽しみです。類似した組織を設置して活性化を図る支部も増えているようです。
芦屋支部では今後も地域に根ざした人の輪を大切に、未来につながる元気な支部づくりを目指します。
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