作品発表
2022年4月投稿
「面打ちで人生を楽しむ」
岩崎 拓治さん(3期・法)
褒められると嬉しい。ドーパミンが分泌。これ、脳が元気になり、やるぞ!!という意欲が湧いてくる。能面を打ち始めて四十数年。彫る喜び、彩色の楽しみ、完成したときの達成感などが味わえる。それだけでも十分満足できる。
十数年前、仲間が「能面を募集しているから応募したら」と誘われ、仕方なしに応募した。それが特選になり感激。病み付きになり公募があれば応募。いつの間にか二十数回も賞をいただいた。
写真の面(オモテ)は、昨年十二月二十七日、東京の「三間四方Produce」から、最優秀賞をいただいた「三光尉」(サンコウジョウ)という作品である。
コロナの影響で、公募を中止されるところが続出して、受賞の機会が減少したが、公募があれば、応募を続け、感激を味わいたいと考えている。心の青春を維持するためにも。