心の灯
2022年12月投稿
「工学部生が何故に福祉?」
山田 秀樹さん(14期・工)
大学工学部を卒業して電機メーカーに就職し、品質管理部門に配属されました。当時は抜き取り検査と各種試験による品質保証でした。その後に品質保証体制監査や小集団活動等による品質向上活動、顧客満足度向上、消費者関連に携わってきました。戦後の安かろう・悪かろうの日本製品が、信頼のおけるメードインジャパンに変わった時期でした。
戦後生まれの団塊世代として、国内や海外を回り会社中心の時期でした。子どもたちも巣立ち落ち着いた頃に早期退職をし、今まで生活できたお返しをしながら再チャレンジできないかと考え、福祉の分野に入りました。34年間の企業経験を活かし、福祉サービス第三者評価で福祉の向上に貢献できると考えました。専門的で閉鎖的になりがちな福祉分野を見える化し、共有・協力しあう事で、日本のサービスも世界に認めてもらえると考えて17年が過ぎています。(継続中)