心の灯
2023年11月投稿
「７期生の総会出席は４名でした」
三村 公人さん（7期・法）
４年振りの総会にあたり、開催に向けて尽力された原口君を初め執行部の諸君に敬意と謝意を表します。
今回の総会に出席した７期生は写真の４名でした。過去殆んどの総会に出席し、寮士会に多大の貢献をされた同期の故清水英俊君の姿が無かったのは、寂しい限りでした。
左端 石山博康君（法） 右に 三村公人（法） 右に 栃尾拓三君（法） 右端 斎藤博靖（北川）君（工）
「関大卒」と言うより「秀麗寮卒」の我々にとっては心の故郷であった寮生活を描いて投稿した掲載文を紹介します。産経新聞「談話室」に掲載されました。
４年振りの大学寮OB会に感激
コロナ禍で延期していた、４年振りに開催された大学寮のOB会に出席しました。卒業以来久し振りにお会いした先輩、同輩、後輩の方々。学生時代と風貌が一変し、なかなか思い出せなかった人。それぞれに歩んでこられた人生模様がにじみ出た顔、顔でした。
当時の寮は木造平屋建て、畳敷き二段ベットの一部屋４人の相部屋。食べ盛りで、夜中に禁止されていた室内での飯炊きをしたりと思い出は尽きません。４年間の寮生活で培った精神は、その後の人生にとってかけがえのない多くの教訓となりました。
思えば私達は多くの「同窓会」の会員です。小学校を初めとする学校関係、職場や趣味の同好や数えればきりがありません。４年間の寝食を共にし、先輩や後輩との共同部屋での体験から勉強も頑張り、酒や遊びも覚え、人間関係の機微も学びました。この同窓会は忘れられない存在なのです。傘寿を超えた同輩達と次回のＯＢ会での再会を約して別れました。
文章：400字詰め原稿用紙１枚程度